黒猫の悲惨な扱いに涙…「SNS映えしない」「縁起が悪い」
ヨーロッパでは疎まれてきた。対する日本では?
■ヨーロッパでは忌まわしい存在として見られてきた黒猫
日本記念日協会のサイトで11月17日を検索すると、同協会認定記念日として減塩の日、日本製肌着の日、オコパー・タコパーの日、国産なす消費拡大の日がヒットした。さらに、日本将棋連盟が定めた将棋の日でもあるという。
ところ変わって、イタリアでは11月17日は「黒猫の日」である。悪魔の手先や魔女の使いとして縁起が悪いとされてきた黒猫は、現在でも虐待を受けたり、殺されてしまったりすることがあるのだとか。動物愛護団体が中心となり、こうした迷信を払しょくしようと啓もう活動をしているという。
ヨーロッパではこのように、黒猫は忌まわしい存在として見られてきたが、イギリスでは幸運を呼ぶとされてきた歴史がある。ところが、黒い姿が写真映えしないとして、捨てられてしまうケースが増えているという、ショッキングな情報がテレビ番組で伝えられていた。
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